JR東海、新型新幹線N700S、日中走行を公開 加速や揺れ確認
JR東海は5日、三河安城駅(愛知県安城市)で東海道新幹線の新型「N700S」の試験走行を公開した。
名称の「S」は「最高の」を意味する英語からとった。
空気抵抗を減らすため、従来のN700系に比べ両端を立たせたシャープな先頭車両の形状が特徴。
3月20日から夜間の走行試験を始めており、4日から日中の試験も始めた。
加速やブレーキの性能、対向する新幹線とすれ違った際の揺れ方などを確認する。
この日は浜松工場(浜松市)を出発し、新大阪までの往復約600キロを走る。
豊橋や三河安城、名古屋、京都、新大阪の各駅に停車する予定。
今後は週に2~3回、日中と夜間に試験を行う。
停電時に自走するため車体下部に搭載したバッテリーを使った試験走行も9月ごろから実施する。
※N700Sは、2020年度に営業運転を始める予定。
※N700系は07年に登場し、13年に改良型のN700Aが導入されている。
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