東京医科大の不正入試問題、女子82人合格が43人に。推薦入試でも疑惑
東京医科大による不正入試問題で、第三者委員会(委
員長那須弘平弁護士)は23日夜、中間報告を公表した。
今年の一般入試では、82人の女子が合格していたが、
不正によって合格者は43人に抑えられていた。
推薦入試でも女子差別が行われた疑いも浮上した。
同大は、一般入試の2次試験で小論文の得点を操作し、
女子と3浪以上の男子を不利に扱っていた。
1次試験でも裏口入学の依頼のあった受験生の得点を
加算する不正を行っていた。
報告書によると、第三者委は、操作がなかった場合の
得点を復元。
今年の一般入試の『合格者選定名簿』を分析すると、
操作によって女子の合格者数は半数に抑えられていた。
また、今年と昨年の一般入試と大学入試センター試験
利用の受験者を合わせると、合格ラインに達した女子は
計223人に上ったが、合格者数は計168人に抑えられ、
計55人が不合格となっていた。
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