台風に続き大地震 北海道・安平町で震度6強 土砂崩れ、家屋倒壊、停電
6日午前3時8分頃、北海道胆振地方中東部
を震源とする地震があり、北海道安平町で震
度6強の揺れを観測した。
気象庁によると、震源の深さは約40kmで地震
の規模(マグニチュード)は6.7と推定される。
警察や消防に土砂崩れや家屋倒壊、火災など
の通報が寄せられており、道内の約295万戸
で停電が発生している。
道警によると、厚真町で土砂崩れが発生し、
家屋が倒壊したとの情報がある。
安平町と札幌市西区で「人が埋まっている」
との110番が2件あった。
総務省消防庁によると、苫小牧市消防組合
に心肺停止1人という情報が入っている。
室蘭市にある新日鉄住金室蘭製鉄所の石油
コンビナート施設では火災が発生している。
北海道電力によると、道内の全ての火力発電所
が停止し、約295万戸で停電が発生している。
JR北海道によると、道内の全線で運転を停止
しており、新青森-新函館北斗間で新幹線も
運転を見合わせている。
道警によると、道内の大半の信号がストップして
おり不要不急の外出を避けるよう呼び掛けている。
原子力規制庁によると、北海道電力泊原発
(泊村、停止中)では外部電源が喪失しているが、
非常用ディーゼル発電機が起動し、使用済み
燃料プールの冷却は続けられている。
3基の原子炉に核燃料は入っておらず、施設に
異常はないという。
また、東北電力東通原発(青森県東通村、同)や
日本原燃の使用済み核燃料再処理工場
(同県六ケ所村)にも異常はみられない。
【時事通信社】参照
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