国境なき記者団、日本の報道の自由度は世界72位 韓国より下
日本では政権と報道機関の関係が問題となっているが、国際NGOが調査した「報道の自由度」は世界で72位。政権が批判的なメディアを次々と訴えている韓国よりも自由度は下なのだ。国際ジャーナリスト組織、「国境なき記者団」が発表した「世界報道の自由度ランキング」。
世界180の国と地域における報道の自由度を、メディアの独立性などを基準に評価したものだが、前年の61位から72位に後退、3年連続で順位を落とした。
国境なき記者団は、安倍政権がメディアの独立性を脅かしていることや、主要メディアで「自己検閲」が増加していることなどが、日本の民主主義の土台を危ういものにしているとしている。
福島原発事故や国防などが“国家機密”となっていて、厳しい法律で守られているとも指摘。
最も報道の自由度の高い国はフィンランドで、韓国は70位と日本よりも自由度が高い。
日本での表現の自由の状況について調査を行った国連人権理事会の特別報告者・デビッド・ケイ氏も19日、報道の自由が深刻に脅かされているとする調査結果を発表した。
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