レオナルド・ディカプリオ、悲願のオスカー受賞 アカデミー賞授賞式
第88回米アカデミー賞の授賞式が28日、ハリウッドで開催され、主演男優賞は「レヴェナント・蘇えりし者」(日本公開4月22日)のレオナルド・ディカプリオ41が初受賞。「レヴェナント」では、氷点下の荒野に取り残されたハンター役を熱演し、オスカー獲得が有力視されていた。
スタンディングオベーションを受けたディカプリオは受賞スピーチで、「今夜起きたことを当たり前のことだと思わない」とコメント。
「(『レヴェナント』の)製作では、雪を見つけるのに地球の南端に行かなければならなかった。
気候変動は実際起きており、今現在も起こっている」と述べ、環境問題への対応を呼び掛けた。
ディカプリオは5度目のノミネートで初のオスカー獲得。
1994年に「ギルバート・グレイプ」で初めてノミネート(助演男優賞)され、その後も「アビエイター」や「ブラッド・ダイヤモンド」で主演男優賞の候補に挙がったが受賞は逃していた。
主演女優賞はインディペンデント映画「ルーム」(同4月8日)のブリー・ラーソン26が獲得。ラーソンにとって初めてのノミネート、受賞。「ルーム」で息子と共に監禁された母親を演じた。
スピーチでは製作に関わった人たちや支持してくれた人たちに感謝したいと述べた。
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