米・サンフランシスコの中華街に初の「海外抗日戦争記念館」
米サンフランシスコ市内にある中華街に15日、日中戦争に関する写真や映像などを展示する「海外抗日戦争記念館」が開館した。地元の華人が中心となってつくった。中国以外で日中戦争に関する「抗日博物館」がつくられるのは初めてとしている。博物館をつくったのは、
地元の実業家として知られ、戦争を体験した世代のフローレンス・ファンさんら。
式典には、駐サンフランシスコ中国総領事や米国の退役軍人らが出席した。
フローレンス・ファンさんは、「私自身が戦争犯罪を目の当たりにした。戦争に反対するすべての人のための博物館だ」と挨拶、「草の根の活動とボランティアの力で開館できた」と強調した。
博物館は、日中戦争の始まりから終戦までを時系列にして、英語と中国語のパネルで説明。
日本軍が使ったとする刀類や当時の文書なども展示されている。
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