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2015/01/28

アジア「第4の原人/澎湖人」か 台湾沖で下顎の化石発見

国立科学博物館や台湾自然科学博物館などの国際チームが、台湾西方沖の海底で19万年前から数万年前とみられる原人の下顎の化石を見つけた。中国の北京原人やインドネシアのジャワ原人よりも顎の骨や歯が大きく、03年にインドネシアで化石が発見された

Photoフローレス原人とも特徴が違った。アジアにおける「第4の原人」の可能性が高いという。成果は英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに28日掲載される。

化石は台湾本島と澎湖諸島の間の海底から漁師が引き揚げた網にかかり、研究チームが09年にヒトの化石と確認、澎湖人と名づけて10年から本格的な調査を始めた。

下顎の化石に含まれるナトリウムやフッ素の量から年代を推定。発見された海底では、これまでにもゾウやハイエナなど、陸上に生息する動物の化石が数多く見つかっている。

300万~1万年前の氷河期には、台湾は中国と地続きで森林が広がっていたとみられる。

北に1千キロほど離れた中国の安徽省和県では1980年代、和県人と呼ぶ原人の化石が見つかっており、特徴が似ているという。国立科学博物館の海部陽介人類史研究グループ長は「和県人と澎湖人はアジアにおける第4の原人と考えてよいだろう」と話している。

                                     

                                                   

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