小野寺五典防衛相、自衛隊に破壊措置命令-北朝鮮のミサイル発射に備え
北朝鮮がふたたびミサイルを発射した場合に備え、小野寺五典いつのり防衛相が自衛隊に対して破壊措置命令を出したことが5日、分かった。関係者によると、命令の期間は3日から、北朝鮮軍の創設記念日に当たる25日まで。北朝鮮は3月26日、 日米韓首脳会談が
始まるタイミングで弾道ミサイル2発を日本海に発射。
米韓の合同軍事演習が今も続く中、日本政府は北朝鮮が再びミサイルを発射し、一部が国内に落下する可能性に備え、迎撃態勢を整えることにした。
命令を受け、自衛隊は海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載したイージス艦を日本海に派遣した。
昨年4月に破壊措置命令を出した際に展開した地対空誘導弾パトリオット3(PAC3)は、今回は配備していない。
日本は現在、拉致問題などをめぐり北朝鮮と協議を進めている。
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