東・京・早・慶大などの授業を無料配信へ JMOOC発足
インターネットで大学の授業を社会人や高校生らに広く無料配信する「大規模公開オンライン講座」(MOOC ムーク)を実施する一般社団法人、「日本オープンオンライン教育推進協議会」(JMOOC、理事長=白井克彦・放送大学学園理事長)が11日、発足した。
14年春以降に各大学のオンライン講座を開講する予定で、システムはNTTドコモが構築する。
来春から東京大や京都大、早稲田大、慶応大など13校の授業を配信する予定だ。
公開するのは、歴史学や統計学、サブカルチャー論、外国人学生向けの日本語講座など計13科目。
将来的にはアジア諸国に対して、オープンなオンライン学習環境を提供したいとしている。
MOOC/ムークは、米国などの有力大学で広がっており、講義を動画で見たり、教材を閲覧したりできるほか、ネット上で質問や討論もできる。宿題やテストもある。
JMOOCには大学や商社、IT関連企業などが参加。
全国の他大学にも広く授業公開を呼びかける予定。
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