台風26号被害 伊豆大島での死者18人に 安否不明43人超
台風26号による豪雨で、16日、大規模な土砂崩れが起きた伊豆大島では、死者が18人に上っている。また、現在も43人超の安否が不明となっていて、警察や消防による捜索活動が続けられている。住宅のあった場所では、重機を使うなどして懸命な捜索活動が続いている。
16日に発生した土砂崩れで、町役場などがある大島町元町では、住宅など少なくとも30棟が倒壊した。
警視庁によると、18人の死亡が確認されている。また、大島町によると、43人超の安否が不明となっている。
「一気に(土砂が)ドーっときて、私はそっちに流されて……」住民。
「(知り合いが行方不明で)何か手がかりがないかと思い、来た。(町は避難勧告を)空振りになっても出すべきだったと思う。一人の命でも助けなくてはいけないのに」住民。
17日朝は、捜索にあたる警察などの他、国土交通省の調査員が現地に入り、道路の被害状況の調査などを行っている。
東京都によると、大島町内では午前8時現在、139世帯が停電しており、約4000世帯が断水しているという。
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