イグ・ノーベル賞、2グループ選出 化学賞と医学賞
ユーモアあふれる研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」に、2013年は、日本から2つの研究グループが選ばれた。授賞式は12日、アメリカ・ボストンのハーバード大学で行われ、タマネギを切る時に涙が出る原因となる酵素を発見した食品会社などのグループが
化学賞を受賞した。
将来的には、この酵素を抑制することで、「切っても涙が出ないタマネギ」が誕生するかもしれないという。
ハウス食品研究主幹の今井真介さんは、「われわれの発見は、涙が出ない健康的なタマネギ、すなわち『イグ・ノーベル・オニオン』の開発につながります」と話した。
また日本からは、帝京大学の「心臓移植を受けたマウスにオペラを聴かせ、その生存率を研究」したグループが医学賞を受賞している。
★イグノーベル賞は1991年に創設。
「イグノーベル(Ig Nobel)」とは、ノーベル賞の創設者ノーベル (Nobel [noubél] ) の名前に否定を表す接頭辞的にIgを加え、英語の形容詞ignoble [ignóubl]「恥ずべき、不名誉な、不誠実な」にかけたもので、もじりあるいは駄洒落のたぐいである。
| 固定リンク
コメント