京都祇園祭の宵々山 山鉾・屋台が並ぶ 浴衣姿で漫ろ歩き
京都・祇園祭は15日、ハイライトの山鉾巡行を2日後に控えた宵々山を迎えた。山鉾や屋台が並ぶ京都市中心部は、浴衣姿のカップルや家族連れが、懸装けそう品と呼ばれる織物などで飾られた山鉾をそぞろ歩きを楽しんだ。暑さが少し和らいだ午後5時半すぎ、
駒形ちょうちんに明かりがともると古都の夜は一気に華やぎ、「コンチキチン」の祇園ばやしがお祭りムードを盛り上げた。
山鉾の一つで、上部に飾られる木製の大きなカマキリが目を引く蟷螂山前のテントには、くじ札にカマキリの絵がついたからくり蟷螂おみくじを引こうと、大勢の人が列をつくった。
兵庫県川西市の女性30は、「(お御籤を引く時に)仕掛けで人形のカマキリが動くのがかわいらしかった」と笑顔を見せた。
夕方から歩行者天国になった四条通や烏丸通は、昨年より1万5000人多い6万5000人(午後6時現在、京都府警調べ)で埋まった。
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