2月23日は「富士山の日」入山料を試験導入へ 山梨・静岡県
山梨県と静岡県は2月23日を数字の語呂合わせから富士山の日としていて、富士山の世界文化遺産への登録に向けた機運を高めようという記念式典を東京で開き、両県の知事が入山料を試験的に導入する考えを明らかにした。式典は山梨県と静岡県などが
開いたもので、両県や文化庁など富士山の世界文化遺産登録に関わるおよそ500人が集まった。
静岡県の川勝平太知事が、「富士山が登録されれば、自然の中に畏敬の念を持つ日本人の文化観を世界に発信できる。活動を全国に広げて登録の機運を高めたい」
山梨県の横内正明知事は、「富士山の調査を行ったユネスコの諮問機関(イコモス)からかなり厳しい要求がある。静岡県や関係者と一致結束し、必ず4か月後に登録を祝ってみせる」
富士山が世界文化遺産に登録されるか否かは6月に決まるが、両県は環境保全などを目的にした入山料の導入を検討している。両県は、ユネスコの諮問機関であるイコモスからの勧告を踏まえたうえで、今年の夏にも試験的に入山料を導入する考えを明らかにした。
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