星出彰彦飛行士のソユーズ、ISSを離脱 地球帰還へ
国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在していた星出彰彦あきひこ宇宙飛行士43ら日米露3人の宇宙飛行士を乗せたロシアのソユーズ宇宙船が日本時間19日午前7時26分、ISSから分離し、地球帰還の途についた。順調にいけば、宇宙船は同10時53分に、
中央アジアのカザフスタン中部の平原に着陸する予定。ソユーズが着陸すると、ロシアの救援隊が駆けつけ、星出さんら3人の飛行士を降ろすことになっている。
星出彰彦さんは、無重力空間でメダカを飼育する実験や3回の船外活動に取り組み、宇宙滞在は日本人として最も長い約4か月に達している。
星出さんは今年7月、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地からソユーズでISSに向かった。
約4か月のISS滞在中、3回の船外活動をこなし、通算の船外活動時間は日本人最長の21時間23分を記録。小型人工衛星をISSから放出する実験や、無重力での生活で骨がもろくなるメカニズムをメダカを使って調べる実験などに取り組んだ。
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