田中慶秋法相、辞任否定、政権の新たな火種に
田中慶秋法務大臣は12日の閣議後の記者会見で、『週刊新潮』報道で指摘された過去の暴力団関係者との交際を認めた。その上で、「(会合に)連れられていったら、暴力団関係者だったと分かった。大変申し訳ないと思っている」と陳謝した。自らの進退に関しては、
「責任(をとる)よりも、むしろ職務を遂行していきたい。過去のことだが、誤解を招いて反省している」と述べ、辞任を否定した。
また、暴力団関係者の仲人を務めたとする『週刊新潮』の報道について「約30年前に本人の父親に頼まれ引き受けた」と認め「後で暴力団関係者と分かった」と釈明した。「
これに関連し、藤村修官房長官は同日の記者会見で、閣議前に法相から週刊誌報道について説明があったことを明らかにした。
「必要ならしっかり説明責任を果たすことだ」と指摘。辞任の必要性に関しては、「そのこととは何の関係もない」と語った。
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