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2012/10/14

丸谷才一さん死去 たった一人の反乱 女ざかり 年の残り

小説「女ざかり」や、英文学の翻訳、幅広い文芸評論で知られた作家・評論家・英文学者で文化勲章受章者の丸谷才一(根村才一〈ねむら・さいいち〉)さんが、13日午前7時25分、心不全のため都内の病院で死去した。享年87。山形県鶴岡市生まれ。

Photo東大英文科卒業後、国学院大助教授として教えながら、60年に最初の小説「エホバの顔を避けて」を刊行した。65年に退職。

68年に「年の残り」で芥川賞。72年「たった一人の反乱」、82年「裏声で歌へ君が代」、93年「女ざかり」、03年「輝く日の宮」、11年「持ち重りする薔薇の花」と、ほぼ10年おきに長編小説を発表。

谷崎潤一郎賞、読売文学賞など数々の文学賞を受賞した。また「樹影譚」で、川端康成文学賞。03年度に朝日賞。

王朝和歌集や源氏物語の知識も深い。日本文学の中心に和歌の伝統をすえ直し、四半世紀かけて秀歌を選んだ「新々百人一首」で00年に大佛次郎賞を受けた。

ほかに評論「忠臣蔵とは何か」、「恋と女の日本文学」など。

旧仮名遣いで執筆し、「日本語のために」などの日本語論もある。

ジェイムズ・ジョイス学者として、代表作「ユリシーズ」を共訳、「若い芸術家の肖像」は、09年、4度目の改訳に新たな解説を加えて刊行した。

すぐれた書評家としても知られ、「週刊朝日」の読書欄、92年からは毎日新聞書評欄の中心となっていた。朝日新聞では04~07年にエッセー「袖のボタン」を連載していた。

91年にはデニス・キーン英訳「横しぐれ」が英国のインディペンデント紙外国小説特別賞を受賞。今年4月に心臓を手術し、自宅療養していたが、今月7日に倒れ、再び入院した。

                                              

                                  

                                                  

           

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