JR博多駅で通り魔「人を切りたいと思った」 中野公貴?
20日午前1時25分ごろ、福岡市のJR博多駅で、男(中野公貴)が通行人を次々と切り付けた。福岡県警博多署によると、男性5人がけがをし、別の男性1人が服を切られた。けが人は30代が3人、20代と40代各1人。腹部や腕などを切られたが、いずれも命に別条はない。
「ナイフで切り付けられた」との110番で駆け付けた署員が、右手に包丁を持ちうろうろしている男を傷害と銃刀法違反容疑で現行犯逮捕した。
男は自称博多区諸岡の無職中野公貴26で、容疑を認め、「人を切りたいと思った」と供述。同署が動機や詳しい状況を調べている。逮捕容疑は、1階構内で、男性36の腕を刃渡り約17cmの包丁で切り付け、けがをさせた疑い。
博多署によると、現場で左腕から血を流した男性が、「赤っぽい服の男に切られた」と説明し、駅の筑紫口付近で署員が中野公貴を発見。包丁を捨てるよう警告すると威嚇しながら近づいてきたため、警棒で包丁をたたき落とし、さすまたを使い4人がかりで取り押さえた。
逮捕時の中野公貴の所持品は、包丁、携帯電話と煙草だけだったという。
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