伊調馨、女子初の五輪3連覇 小原日登美も「金」 レスリング
ロンドン五輪で、金メダルを獲得したレスリング女子48㌔級の小原日登美(31自衛隊)と、63㌔級の伊調馨(28ALSOK)が8日、試合会場で会見。通常なら階級別にメダリスト3人が登壇するが、この日は主催者側の計らいで、小原と伊調の金コンビだけが出席した。
司会の英国人スタッフも、「皆さんにお任せします」と一歩引いて、日本メディアだけによる日本語オンリーの会見となった。
小原は、「これが自分にとって最後の試合。最後に優勝できて金メダルをみんなに見せられ、最高の気分です」
と引退を表明しながら有終の美に酔いしれた。
伊調は、「終わってみたら 『金メダルを取ったんだ』 という普通の感じ」と肩透かしで周囲を笑わせ、「自己採点は甘く見て70点。私の場合、満足する試合なんて一生ないと思ってるんで」と自分に厳しい勝負師の顔に。
4日にロンドン入りした日の練習で左足首の靱帯を痛めながら戦ったことも告白。今後について、「私はレスリングが大好き。休みながらやるかもしれない」と現役続行を示唆した。
「今まで選手生活中心で主婦業をサボっていた。夫に支えてもらってきたので、
普通にご飯をつくってあげたい」小原日登
| 固定リンク
コメント