洋上慰霊祭参加者10人、尖閣諸島に上陸 日の丸掲げる
尖閣諸島(沖縄県石垣市)付近の洋上を船で視察中の日本人のうち10人が19日朝、尖閣諸島・魚釣島に上陸した。船から泳いで上陸し、灯台付近で日の丸を掲げたり、灯台の骨組みに日の丸を張り付けたりした。海上保安庁の呼びかけに応じ、午前10時までに
10人全員が島を離れた。参加者によると、10人の中に国会議員はいないという。
一行は、18日夜に船で石垣島を出発した自民・民主・きづなの超党派の国会議員8人ら。洋上で戦没者の慰霊祭などをするため、宮古島や与那国島を出航するグループを含め総勢約150人が21隻で尖閣沖を目指していた。
19日午前5時すぎに魚釣島の沖合に到着。10人が上陸したのは、船上で午前6時40分ごろからの慰霊祭を済ませた後だった。別の参加者によると、上陸メンバーは魚釣島の灯台前で泳いでいるうちに、「島に泳いで行ける」と、そのまま渡った。他の船からの上陸者もいたという。
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