民主党、小沢一郎氏の党員資格停止処分解除決定 10日復権
民主党は7日の役員会で、政治資金規正法違反事件をめぐり無罪判決を受けた小沢一郎元代表の党員資格停止処分を解除する方針を確認した。8日の常任幹事会で正式決定し、解除は控訴期限の10日付となる。100人を超す党内最大勢力を率いる小沢氏は、
野田佳彦首相が政治生命を懸ける消費税増税関連法案に反対を明言。
処分解除により復権して発言力が強まるのは確実で、首相の政権運営は厳しさを増しそうだ。
役員会では輿石東幹事長が処分解除を提案。前原誠司政調会長は、検察官役の指定弁護士が9日に控訴するかどうか最終判断することを踏まえ、「まだ処分解除を決めるのは早い」と慎重論を唱えた。
他にも、「小沢一郎氏は説明責任を果たすべきだ」という意見も出たが、最終的には輿石東幹事長が一任を取り付け、解除の方針が固まった。
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