関越自動車道7人死亡バス事故、バス会社/陸援隊を捜索
群馬県藤岡市の関越自動車道上り線で29日、高速ツアーバスが道路左側の防音壁に激突して乗員乗客46人が死傷した事故で、県警は30日、バス運行会社「陸援隊」の本社事務所(千葉県印西市)などに対し、自動車運転過失致死傷容疑での家宅捜索を始めた。
事務所と同じ場所にある針生裕美秀はりう・ゆみひで社長の自宅も捜索するとともに、事故を起こしたバスの実況見分もしている。
調べに対し、「居眠りをしていた」という趣旨の説明をしているバスの河野化山こうのかざん運転手43についても、けがの回復を待って自動車運転過失致死傷容疑で逮捕する方針。
県警によると、事故は29日午前4時40分ごろ、群馬県藤岡市岡之郷の関越自動車道上り線で発生。
46人のうち乗客の男女7人が死亡し、女性3人が重体、12人が重傷、24人が軽傷を負った。
今回、事故が起きた高速ツアーバスについては、これまでにも安全面での問題が指摘され、国土交通省が規制を強化する検討を始めていた。
| 固定リンク
コメント