斎藤明美元オウム真理教出家信者、平田信容疑者と一緒だった
松本智津夫/麻原彰晃オウム真理教元代表死刑囚らの刑を執行 オウム事件 7/6
オウム真理教による目黒公証役場事務長仮谷清志さん監禁致死事件で、逮捕された元教団幹部平田信容疑者46と一緒に逃亡していたとされる斎藤明美元信者49を名乗る女が10日未明、警視庁大崎署に出頭した。警視庁は指紋などから、
女を教団看護師だった同元信者と確認、犯人蔵匿の疑いで逮捕する。
「14年間、平田容疑者と一緒だった。大阪府東大阪市にいた」と話しており、警視庁は2人が東大阪市のマンションに潜伏していたとみて、家宅捜索に乗り出す方針。
捜査関係者によると、斎藤明美元信者は同日午前3時ごろ、平田と接見を続けている滝本太郎弁護士に付き添われ、大崎署に出頭。平田も東大阪市にいたと話しているという。
斎藤は同市内の整骨院に、吉川祥子という偽名で勤務。近所の店員によると、口数は少なかったが、たびたび菓子などを買いに来ていた。
6日ごろにも訪れ、普段と変わらぬ様子で新年の挨拶をしたという。
斎藤は95年11月に仙台市宮城野区の飲食店に架空の氏名と住所を書いた履歴書を提出したとして、宮城県警から有印私文書偽造、同行使容疑で指名手配されたが、00年11月に時効が成立した。
96年2月ごろまで飲食店の従業員寮に平田と一緒にいたとみられていたが、これ以降は行方をくらましていた。
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