新復興相に平野達男内閣府副大臣、防災相も兼務
菅首相は5日、東日本大震災の復興を巡る発言の責任を取って辞任した松本龍前復興相の後任に、復興担当の平野達男(参院岩手選挙区)内閣府副大臣57を昇格させた。後任人事で仙谷由人官房副長官や安住淳国会対策委員長、
国民新党の亀井静香代表らに就任を打診したものの、固辞されるなど、求心力の一層の低下も鮮明になった。
野党は6日に再開する国会で、首相の任命責任を厳しく追及する方針だ。
政府は5日午後の持ち回り閣議で、松本氏の辞任と平野氏の昇格を決めた。
平野氏は同日夜、皇居・御所での認証式を経て正式に就任。松本氏が兼ねていた防災相も兼務する。
後任の内閣府副大臣には、山口壮民主党政調副会長56を起用した。
平野達男氏は午後、首相官邸で首相から復興相就任を要請され、受諾。「被災者、被災地の意見を聞き、一日も早い復興に取り組める環境作りを急ぎたい」。
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