森内俊之九段、羽生善治3冠に4勝3敗 将棋名人戦
将棋の羽生善治3冠40(名人、棋聖、王座)に、森内俊之九段40が挑戦した第69期名人戦7番勝負の第7局が、21日から甲府市の常磐ホテルで行われ、22日午後9時17分、123手で先手の森内が勝ち、4勝3敗でタイトルを奪った。
永世名人資格者同士の対戦となったが、森内の名人位は4期ぶり。
森内は第1局から3連勝後、タイにまで持ち込まれたが、最終局で寄り切った。持ち時間各9時間のうち、残りは森内3分、羽生3分。
両者の名人戦対戦は6回目。15年前の初対決以来、これで3勝3敗になった。
「今さら羽生さんが相手だからといって特別なことは考えていません」、「15年前はスピード重視でしたが、今は総合力で勝負です」森内俊之九段。

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