サムエル・ワンジル、不倫現場で転落死 北京五輪マラソン金
北京五輪男子マラソンの金メダリスト、ケニア出身のサムエル・ワンジル24が15日遅く、自宅のバルコニーから転落して死亡。ワンジルの自宅は、ケニアの首都ナイロビから北西に約150㌔離れたニャフルルにある。
警察は、自殺の可能性もあるとみて調べている。
地元警察は、「自殺かどうかも含め、転落原因はまだはっきりしていない。ワンジルさんは、2階のバルコニーから飛び降りた。鼻や口から出血していたことから、身体内部が損傷した可能性がある」。
また、ワンジルの転落死の背景に三角関係があった可能性もあるとみて調べていることを明かした。ワンジルの妻は、夫がベッドで別の女性といるところを発見した。
妻が2人を寝室に閉じ込め、自宅を離れた後に、ワンジルが飛び降りた。妻とこの女性は現在、警察の捜査に協力しているという。
ワンジルは昨年12月、妻を銃で殺すと脅迫した疑いで告訴され、銃の不法所持の罪で起訴された。脅迫については和解が成立、妻が告訴を取り下げていた。
ワンジルは02年に来日し、仙台育英高校に留学した経験もある。[ロイター他]
| 固定リンク
コメント