平泉は文化遺産、小笠原諸島は自然遺産 世界遺産登録へ
文化庁は11年5月7日、岩手県平泉町の文化遺産平泉と、東京都小笠原村の自然遺産小笠原諸島について、国連教育科学文化機関/ユネスコから世界遺産登録を求める勧告を受けたと発表した。
6月19日からパリで開かれる世界遺産委員会で正式決定される見通し。
平泉は国宝の金色堂がある中尊寺や平泉町の寺院を含んだ遺跡群。
3年前の世界遺産委員会で、登録延期とされ、再挑戦にあたって、日本政府は構成資産を9つから6つに再編し、推薦書を提出した。
国際記念物遺跡会議/イコモスは、浄土思想との直接的な関連性の点から、柳之御所遺跡を除外することを条件に登録が適当という勧告を示した。
父島列島など約30の島々で構成される小笠原諸島は、動植物が独自に進化し東洋のガラパゴスと称されている。
植物の36%、昆虫の27%、マイマイなど陸産貝類の94%が他地域に分布しない固有種で占められている。
起源が同じ生物でも、小笠原諸島内の生息環境の違いで遺伝子も多様性に富んでいる点も注目された。
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コメント
カスミさん
ありがとう。
お陰さまで、いよいよ私も世界遺産に登録されそうです。
投稿: 大滝三千夫 | 2011/05/07 20:58
おめでとう
投稿: カズミ | 2011/05/07 18:46