サティヤ・サイババ氏死去 奇跡の宗教指導者
インドのメディアによると、霊能力者とされたインドの宗教指導者サティヤ・サイババ氏が24日、生まれ故郷の南部アンドラプラデシュ州プッタパルティの病院で死去。3月末から心臓や呼吸器の病気で入院していた。享年84。
10代の時、19世紀にヒンドゥー教の聖者として知られたシルディ・サイババの生まれ変わりを自任。
病気治癒などの奇跡を起こしたとして、次第に名声を高めた。なかでも、手先から聖なる灰を生み出し、信者に振りかける姿は有名。
サティヤ・サイババ氏が創設した宗教団体は世界126か国で信者を集めているが、一方でこうした超常現象が偽物だと批判する声や、性的虐待を行ったとする報道も相次いでいた。
アフロヘアーとオレンジ色の衣装がトレードマークで、日本のテレビ番組でもたびたび取り上げられた。
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