天皇陛下がビデオメッセージ 一人でも多くの無事を
天皇陛下は16日、東日本大震災を受けて、「一人でも多くの人の無事が確認されることを願っています」とする国民に向けたメッセージをビデオで述べられた。
今上陛下は、「厳しい寒さの中で、多くの人々が、食糧、飲料水、燃料などの不足により、極めて苦しい避難生活を余儀なくされています」と被災者の現状について認識を示した。
その上で、「状況が少しでも好転し、人々の復興への希望につながっていくことを心から願わずにはいられません」といたわりの言葉を掛けた。
福島原発事故にも触れ、「原子力発電所の状況が予断を許さぬものであることを深く案じ、関係者の尽力により事態の更なる悪化が回避されることを切に願っています」とした。(時事)
■語句や人物の解説は左の【ウェブ百科事典】を活用して下さい。
| 固定リンク
コメント