福島第1原子力発電所3号機で水素爆発 格納容器は無事
東京電力福島事務所は14日午前11時ごろ、福島第一原子力発電所3号機で、2回にわたって爆発音が上がったと発表した。赤い炎とともに大量の煙が立ち上っており、東電は施設内の作業員を退避させている。
午前11時15分現在、福島第1原発3号機の燃料格納容器と圧力容器は無事。経済産業省原子力安全・保安院は、同日11時1分に水素爆発が起きたと確認。
詳細は不明だが、同原発から半径20km以内に残る住民の避難をよびかけた。
3号機は原子炉建屋内に水素ガスがたまり、水素爆発の危険が指摘されていた。
1号機でも12日午後3時すぎ、水素爆発が起き、原子炉建屋が骨組みを残して吹き飛んだ。
3号機の爆発は、水素爆発特有の白い煙とともに、1号機の時よりも高い灰褐色の煙と炎を伴っており、他の異変が起きた可能性もある。
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