商船三井のタンカーを襲撃した海賊ら、米軍が拘束
アフリカのソマリア沖で5日(日本時間)、商船三井が所有するバハマ船籍のタンカーが海賊に乗っ取られた。米軍が対応し、タンカーは6日に解放され、米軍が海賊数人を拘束していたことが分かった。
海賊の処罰は海賊対処法で規定されており、政府は海賊対処法に基づいて海賊の身柄の引き渡しを受けるかどうか、検討を始めた。
日本側に海賊の身柄が引き渡されれば、初めての事例となる。
国土交通省の関係者によると、タンカーの乗組員は全員外国人。ソマリア沖・アデン湾では、海賊対策のため海上自衛隊が護衛・警戒に当たっているが、事件が起きたのは自衛隊が活動する海域の外だという。
09年に成立した海賊対処法は、公海で私的目的で船舶を強奪するなどした場合、無期または5年以上の懲役に処するとしている。
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