井上雄彦氏が親鸞像 東本願寺で屏風絵公開 4/4~17
バガボンドやスラムダンクなどで知られる漫画家の井上雄彦氏が、屏風絵親鸞を描き26日、真宗大谷派本山・東本願寺(京都市下京区)で報道陣に公開した。親鸞の750回遠忌を記念した事業の一環で真宗大谷派が依頼した。
六曲一双の大作で、それぞれ高さ約2.1㍍、幅約5.8㍍。
右隻には苦悶や怒りの表情を浮かべ民衆とともに生きる姿、左隻には鳥を見つめる姿を墨で描いた。
井上氏は記者会見で、「表情に苦悶が張り付いていたとしても、一人ひとりの存在や表情の奥にあるものは尊いものであってほしいとの思いを込めた」と被災地にメッセージを送った。
4月4~17日、東本願寺の大寝殿で一般公開される予定。無料だが、東本願寺内の他の展示を見学し、受け付けで整理券を受け取るのが条件。
また、東日本大震災の被災者支援企画として、ポスターやポストカード、ミニチュア屏風などを今春に販売し、収益は寄付されるという。
■語句や人物の解説は左の【ウェブ百科事典<>】を活用して下さい。
| 固定リンク
コメント