鳩山由紀夫氏の方便発言は不適切だ 菅直人首相
鳩山由紀夫前総理大臣が普天間基地の県内移設の理由に抑止力を挙げたことを、方便だったと発言したことについて、菅直人首相は、「そうした表現は問題だ」と強く批判した。菅直人氏、「(鳩山氏の)そうした表現についても本当に問題でもあると同時に、内容的にも私の認識とは若干違っている」
鳩山由紀夫氏は沖縄の地元紙のインタビューで、普天間基地の県内移設の理由として海兵隊の抑止力を挙げたのは、方便だったなどと答えていた。
鳩山氏は15日夜、「真意が伝わっていない」と釈明したが、氏と一緒に普天間基地問題を担当した北沢俊美防衛大臣も呆れた様子。
北沢俊美氏、「鳩山前総理の発言は私はなかなか理解ができない。私の人生のなかでも1、2を争うような衝撃的なことだ」
政府は釈明に追われたが、野党側は発言の真意を聞くために鳩山氏を国会に参考人招致するよう求めるなど、引き続き追及する考え。
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