千代白鵬&恵那司&竹縄親方、八百長関与認める
相撲協会関係者によると、2日の理事会で八百長への関与を認めた3人は、十両の千代白鵬関、三段目の恵那司力士、元幕内春日錦の竹縄親方。
菅直人首相は3日午前の衆院予算委員会で、大相撲の八百長疑惑問題について、「八百長があったとすれば大変重大な国民に対する背信行為だ」。
高木義明文部科学相は日本相撲協会の放駒理事長から、「名前が挙がっている力士のうち3人が八百長に関与したことを認め、新たに1人の名前が挙がっている」。
また、「相撲協会は弁護士など専門家により徹底した調査を行う。計14人の力士については6日の理事会までに中間報告を終えて概要を報告する」。「事の重大性に鑑み状況を踏まえて厳正に対処していきたい」。
元十両維新力の飯橋浩司氏は、こうした八百長疑惑の背景のひとつに、十両と幕下の身分差があるという。
力士は十両になってようやく1人前。大銀杏を結い、化粧まわしをつけ、付き人もつき、月給も約100万円もらえる。一方、幕下はちゃんこ番や部屋の掃除、洗濯とまるで雑用係。給料も出ない。天国と地獄だ。十両に上がりたい、幕下に落ちたくない。ここに八百長が生まれる下地があるという。
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