アサンジ氏とウィキリークスの暴露本、14か国で出版
内部告発サイトウィキリークスのスポークスマンをしていたダニエル・ドムシャイトベルク氏が10日、ベルリンで記者会見し、サイト創設者のジュリアン・アサンジ容疑者(性犯罪容疑で逮捕後に保釈)が、組織運営や寄付金の取り扱いなどを独裁者のように決めていたと批判するとともに、
自ら著した告発本の出版を発表した。ウィキリークスの内幕と題され、近く店頭に並ぶ予定。
ウィキリークス側は法的措置を取るとみられ、元「同志」との泥仕合に発展した。
昨年9月まで約2年半、スポークスマンを務めたドムシャイトベルク氏が、インターネット上のやりとりを暴露している。
アサンジに対し、「あなたは皇帝か、奴隷商人のように振る舞っている」と批判したところ、「忠誠心がない」と即時に職務停止処分を通告された。
支援者から集めた寄付金の使途でも度々論争になったことを紹介。アサンジが、「何も説明しない」と指摘した上で、情報公開を重視すべき組織の運営について、「様々な点で透明性がない」。【共同・他】
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