ドモジェドボ国際空港で自爆テロ 死者35 約180負傷
ロシアのモスクワ郊外の空港で起きた大規模な爆発で、死者はこれまでに35人、負傷者はおよそ180人となっている。捜査当局は、自爆テロの可能性が高いとみて、犯人の特定を急いでいる。
モスクワ郊外にあるドモジェドボ国際空港の到着ロビーで、日本時間24日午後10時半すぎ、大きな爆発があり、これまでに35人が死亡、およそ180人が負傷した。
捜査当局は、自爆テロの可能性が高いとみて、空港の監視カメラの映像を分析するなど捜査を進めている。
インタファクス通信などによると、捜査当局は、自爆テロに関与したとみられる男3人の行方を追っているという。
治安当局と衝突してきた南部の北カフカス地域のイスラム武装勢力が、政権に打撃を与えようとして実行したとの見方も出ている。
メドベージェフ大統領は、捜査に全力を挙げるよう指示するとともに、ほかの空港や鉄道の主な駅など交通拠点で、特別警戒態勢を敷くよう命じている。
日本大使館によると、日本人が事件に巻き込まれたとの情報はないという。
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