プーチン首相&ディカプリオ、トラの保護問題を協議
ウラジーミル・プーチンロシア首相は23日夜サンクトペテルブルグで、米国の俳優レオナルド・ディカプリオとトラの保護問題について話し合った。
サンクトペテルブルグでは現在、国際トラ会議が開催されている。ディカプリオは、この会議に出席するため同市を訪れた。
国際トラ会議には、野生のトラが生息する世界13カ国の代表者、自然保護分野の主要な専門家らが出席している。
プーチンは、ディカプリオにロシアでトラ支援プログラム創設のアイデアが誕生した経緯について語ると共に、ディカプリオがトラの保護問題に取り組むきっかけに関心を示した。
首相からの問いかけに対してディカプリオは、トラの保護を訴える専門家らから話がもちかけられたことや、トラが生息するインド、インドネシア、ネパールへの訪問について語った。
プーチンはディカプリオがロシアに到着する過程で見舞われた災難についても質問。ディカプリオは、会議に出席するためニューヨーク発の旅客機に搭乗したが、飛行中にエンジンの1つが故障、空港に引き返し緊急着陸した。
ディカプリオは別の便に乗り換えたが、大西洋上で燃料不足となり、燃料補給のためにヘルシンキに降り立ったという。
■レオナルド・ディカプリオ、トラの保護のためWWF/世界自然保護基金に100万㌦(約8300万円 11月24日の為替レートで計算)を寄付。
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