白浜政広被告に死刑求刑 裁判員裁判で3例目 鹿児島
12/3/11裁判員裁判で無罪の白浜政広被告、自宅で死亡 鹿児島の夫婦殺害
鹿児島市の高齢夫婦殺害事件で、強盗殺人罪などに問われた同市三和町白浜政広71の裁判員裁判の第10回公判が17日、鹿児島地裁(平島正道裁判長)であった。検察側は論告で犯行の残虐性などを強調し、死刑を求刑した。
起訴状では、白浜政広は昨年6月18日夕から19日早朝にかけ、鹿児島市下福元町蔵ノ下忠さん(当時91)方に金品を奪う目的で侵入、忠さんと妻ハツエさん(同87)を金属製スコップで殴り殺害したとされる。
裁判員裁判での死刑求刑は東京、横浜地裁に次ぎ3例目で、否認事件では初めて。判決は12月10日に言い渡される。
白浜政広は、「強盗殺人など絶対にやっていません」と起訴内容を全面的に否認している。
検察は、「金品を奪う目的で2人もの命を奪った犯行は悪質で、動機は極めて身勝手、死刑を回避すべき事情もない」として死刑を求刑した。
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