キハ183系気動車はミャンマーへ旅立ち JR北海道
JR北海道は13日、キハ183-1 さよなら展示会を開催する。かつて北海道で花形特急気動車として親しまれたキハ183はミャンマーへ譲渡されるとのこと。頑丈で状態の良い引退車両に、海外で活躍の場が与えられた。
キハ183系気動車は、かつて北海道の花形特急車両として活躍した車両。現在も札幌~網走間の特急オホーツクや札幌~稚内間の特急サロベツ、札幌 - 函館間の特急北斗で活躍中。
譲渡される車両は国鉄時代当時の塗装に復元された量産型の1号機を含む4両編成とのこと。
キハ183系4両編成の譲渡決定を受けて13日、キハ183-1 さよなら展示会を開催する。場所は釧路駅4番ホーム。時間は14:00から15:30。
展示車両はキハ183-1、キハ182-1、キハ182-2、キハ183-2の4両編成で、そのうち先頭車のキハ183-1は車内も見学できる。車内には183系特急気動車の足跡を紹介するパネルやポスターを展示するという。
運転室も見学可能で、運転席にカメラを持参すると係員がシャッターを押してくれる。展示館への参加は無料。但し、同駅を利用可能な乗車券が必要で、乗車券がない場合は釧路駅の入場券(160円)が必要。
展示会来場者のうち、先着200名に記念証を配布する予定。
展示会と同じ時間帯で、キハ182-1 さよならビール会も開催。キハ183系の中間車を参加者限定で公開する。事前予約が必要で料金は3000円。
ビールとウーロン茶が飲み放題、オードブルと温かい汁物が付く。ビール会の前後に使える釧略~新富士間の往復乗車付きで、この区間の列車に乗車すると車窓から他の183系留置車両を観られるという。
さらに記念証と、慄かしの特急おおそらピンパッチをプレゼントされる。
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