三ツ橋敬子さん、イタリアの指揮者コンクールで準優勝
国際的指揮者の登竜門とされるアルトゥーロ・トスカニーニ国際指揮者コンクール決勝が16日、イタリア北部のパルマで開かれ、ミラノ在住の指揮者三ツ橋敬子さん30が準優勝した。
アルトゥーロ・トスカニーニ国際指揮者コンクールで、女性が決勝の2人に残ったのは初めてで、三ツ橋さんは聴衆賞も受賞した。
優勝はアゼルバイジャン出身のアイユブ・グリエフ氏26。
三ツ橋敬子さんは東京芸大大学院指揮科を修了。
同コンクールでは、1987年に大野和士氏(現フランス国立リヨン歌劇場首席指揮者)が、日本人で唯一優勝している。
三ツ橋さんは、「優勝できなかったが、オーケストラと何日間も実践的な練習ができたことは、きっと将来役立つと思う」と話した。
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