日本年金機構など家宅捜索 入札情報漏洩事件 警視庁
日本年金機構の年金記録照合業務の入札情報を漏らしたとして機構参事役の高沢信一容疑者46が官製談合防止法違反容疑で逮捕された事件で、警視庁は15日午前、機構本部や情報処理会社NTTソルコなどを家宅捜索した。
捜査2課によると、高沢信一は機構の記録問題対策部にいた今年2月から5月にかけ、ソルコ社の社員山本一郎容疑者(43競売入札妨害容疑で逮捕)に、内部資料である入札に関する情報を提供し、入札の公正を害した疑い。
二人は06年3月~07年6月、機構の前身である旧社会保険庁の企画課で一緒に勤務していた。高沢は今年1月に発足した機構で、外部委託する年金記録照合業務のマニュアル作成などを担当。
山本一郎は07年6月に旧社保庁を退職し、09年7月にソルコ社に就職。官公庁などの営業を担当していたという。
| 固定リンク
コメント