スカイライナーAE形、山本寛斎デザインがグッドデザイン賞
京成電鉄は29日、特急スカイライナーAE形がグッドデザイン賞を受賞したと発表した。スピード感あるシャープな外観と、高品質で快適な車内空間が高く評価された。京成電鉄の車両としては初めての受賞。
スカイライナーAE形は7月17日の成田スカイアクセス開業と同時に営業運転を開始した電車で、事業プロデューサーは京成電鉄、日本車輌製造、東急車輛製造。
デザイナーは山本寛斎氏を起用。車体は風をデザインコンセプトとし、車体先端から肩部へとつながる鋭角な外観と、日本古来の伝統色の藍色、窓下に配した2本のブルーラインでスピード感を表現したという。
車内は凜をデザインコンセプトとして、無駄なものを削ぎ落としつつ、きめ細やかな配慮がなされた「透明感と美しさ」のある空間とした。
ドーム形天井とガラス素材で清涼感を表現した。
乗り心地を追求するため、シートクッション材に営業用鉄道車両として初めて新素材バネックスを採用するなど進取の取り組みが行われている。
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