自称・ヒーリング団体 ロマゾフィー協会 恐喝容疑で捜査へ
自らが主宰する団体の会員の40代女性を殴ってけがを負わせたとして、警視庁は16日、自称霊能者の東京都大田区西嶺町、平岩浩二容疑者49と妻司容疑者36を傷害の疑いで逮捕し、発表した。
会員の男女数人が暴行と恐喝容疑で被害届を出しており、警視庁は実態解明を進める。
警視庁によると、団体はロマゾフィー協会と称し、会員数は20~50代の女性を中心に約40人。
一部は平岩宅に住み込み、他は近所のアパートで集団生活するなどしていた。
ロマゾフィー協会のセミナーに参加した男性によると、平岩浩二は、「霊が見える」、「除霊もできる」などと説いていたという。
捜査1課によると、2人は4月16日、住み込みの女性に、「家事ができていない」と言いがかりをつけ、木製の棒(長さ約50cmで女性の尻などを数十回殴り、2週間のけがを負わせた疑い。
平岩は、「妻がやった。自分は見ていただけ」、司は、「お尻に活を入れてやろうと思い、やった」と供述しているという。
元会員の無職男性52によると、平岩らに、「退会すれば死ぬ」と脅され、現金3千万円を脅し取られたとして被害届を出したという。(共同・他)参照
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