政府の自殺対策チーム初会合 ハローワークで心の相談
政府は7日、厚生労働省など関係省庁の政務三役による自殺対策タスクフォースの初会合を開き、年内に実施する緊急対策を決めた。求職者向けにハローワークで心の健康相談に応じられる体制を整備。
内閣府の経済社会総合研究所に、自殺の原因や背景を探る分析班を設けるのが柱だ。
今年2月から主なハローワークに配置された住居・生活支援アドバイザーが求職者の精神面の不調にアドバイスし、相談機関を紹介。中小企業経営者や多重債務者向けの相談体制も強化する。
民間非営利団体/NPO代表で、7日に就任した清水康之内閣府参与も出席。「全国の民間団体が命懸けで命を支えている。支援に向けたアイデアを出すよう力を合わせたい」と述べ、政府と民間の連携を訴えた。(共同)参照
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