郡上おどり、三十三夜締めくくりも猛暑 日中39.1度
奥美濃の初秋を彩る郡上おどり(国重要無形民俗文化財)の踊り納めが4日夜、郡上市八幡町の新町~今町であった。
日中、この日の全国一の気温39.1度を記録したが、観光客も加わった3万人がお囃子に合わせて思い思いに体を動かし、7月10日から続いた三十三夜を締めくくった。
郡上八幡観光協会によると、今年は客が集中する8月中旬の天候が悪かったことなどからシーズン通じての参加数は27万5千人と、昨年の32万2500人を下回った。
夜まで蒸し暑さが残り、踊り手たちは浴衣に汗をにじませながら、手拍子を夜空に響かせていた。
午後11時過ぎ、最後のまつさかが終わると、おどり屋形を収納庫に納める屋形送りが行われ、踊り客らが沿道で笹竹提灯を手に名残り惜しげに屋形を見送った。
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