西武鉄道の電気機関車E31形、大井川鉄道に到着
関東大手私鉄で最後の電気機関車とされ、3月に西武鉄道を引退したE31形電気機関車が13日、第二の人生を送る大井川鉄道に到着した。E31形は1986~87年に4両製造され、西武鉄道で保守用車両の牽引等に使われてきた。
まだ使用可能だが、①特殊な運転技術が必要 ②多数の車種を維持するのは困難、
などとして大井川鉄道へ3両譲渡することとした。
譲渡される3両は、車両本体と台車に分離された後、大型トレーラーなどに積み込まれ、10日夜に西武鉄道の横瀬車両基地(埼玉県横瀬町)を出発。
夜間に陸送され、13日早朝、大井川鉄道新金谷駅近くの引き込み線に到着した。
SL列車を運転する際の補助機関車として利用するが、運転開始の時期などは未定。搬入現場では、まず引き込み線に台車を設置。
その後、大型クレーン2台が車両本体をつり上げて台車の上に据え付けた。
| 固定リンク
コメント