佐藤方哉さん 春夫の長男、電車に挟まれ死亡 新宿駅
23日午後8時35分ごろ、京王電鉄新宿駅3番線ホームで、電車待ちの列に男/藤井幸則容疑者42がぶつかり、先頭にいた星槎せいさ大学(通信制 北海道芦別市)学長佐藤方哉まさやさん77(多摩市関戸)が転倒し、進入してきた八王子発新宿行き準特急電車(6両編成)とホームの間に挟まれた。
佐藤方哉さんは病院に運ばれたが、顔や胸を強く打っており間もなく死亡。警視庁新宿署は、ぶつかった日野市南平・アルバイト藤井幸則を過失傷害容疑で現行犯逮捕した。
新宿署の調べに対して、藤井は、「酒に酔ってしゃがみ込んでいたが、電車がきたので立ち上がったらふらついて列にぶつかってしまった」と供述しているという。同署は過失致死容疑に切り替えて捜査する。
佐藤さんは小説田園の憂鬱で知られる作家佐藤春夫(1892~1964)の長男。
慶応大名誉教授で、09年に星槎大学長に就いた。
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コメント
親が文学史レベルのビッグネームだと、喜寿の大学学長さえも「〇〇の息子」という見出しなんだと不謹慎ながらちょっと可笑しくなりました。
たいていの新聞の見出しが「佐藤春夫の息子……」というものです。
投稿: 大滝三千夫 | 2010/08/24 22:49
> 管理人様
あぁ、あの佐藤春夫さんのお子さんが事故に遭われていたんですね。お子さんといっても、ずいぶんなお歳でしょうけれども、酒に酔った者の過失によって失われた命、残念ですね。
投稿: tenjin95 | 2010/08/24 14:58