夏目漱石と正岡子規ゆかりの愚陀仏庵、豪雨で崩れる
12日午前7時半ごろ松山市一番町3にある、夏目漱石と正岡子規ゆかりの建物、愚陀仏庵ぐだぶつあん(木造瓦葺き2階建て、延べ約62㎡)が、裏山の土砂崩れで全壊しているのを、管理会社の職員が見つけた。
愚陀仏は漱石の号で、愚陀仏庵は1895年、英語教師として松山に赴任した夏目漱石を里帰りした正岡子規が訪ね、52日間一緒に住んだ家。
漱石の小説坊っちゃんで、主人公が同僚のうらなり先生に紹介された2番目の下宿、萩野家のモデルとされる。
1945年に戦災で焼失。82年に今の場所に復元され、年間8万人が訪れている。
松山地方気象台によると、梅雨前線の影響で、同市内では午前6時から1時間に46.5㍉の豪雨を記録した。【
| 固定リンク
コメント