宵の明星・金星と月が接近して見える天体ショーが16日の日没後、福岡県の各地で観測された。天体観測施設星の文化館(八女市)によると、金星と月が近くに見える機会は時々あるが、大接近は数年ぶり。
金星がマイナス4等級と明るく、金星と月の競演は全国で見ることができたが、晴天だった福岡県内は特に、観測条件が良かった。
福岡市西区では、商業施設マリノアシティ福岡の観覧車が電飾の光を放つ夜空に、細い弧を描いたオレンジの月と、白い小さな金星が浮かんだ。
日本初の金星探査機あかつきを載せたロケット発射を18日に控え、「月光が、あかつきを金星に導いてくれれば」と天文関係者。(西日本新聞・他)参照
コメント