ピカソの『ヌード、観葉植物と胸像』が100億円超で落札
競売会社クリスティーズが4日開催したオークションで、スペインの画家パブロ・ピカソのヌード、観葉植物と胸像(1932年)が1億0648万㌦超(約100億8600万円)で落札され、美術品オークションでの最高記録を更新した。
ロサンゼルスの収集家が1950年代に購入したという同作品は、事前予想で8000万㌦以上の値が付くとされていたが、専門家の間では、最近の美術品市場の回復を背景に最高記録を塗り替える可能性があるとの見方も出ていた。
これまでの最高落札額は、2月にサザビーズのオークションで記録したジャコメッティの歩く男の約1億0430万㌦だった。
ヌード、観葉植物と胸像は縦162cm、横130cmの油絵。
1932年3月8日に当時の恋人だったマリテレーズをモデルに1日で描き上げられ、官能的な描写が特徴とされる。[ニューヨーク ロイター・他]参照
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