アピシット首相、村本博之さんの死 心からの弔意を

タイのアピシット首相は11日、鳩山由紀夫首相にメッセージを送り、バンコクの騒乱で日本人カメラマン村本博之さんが死亡したことについて、
「タイ政府と国民を代表して、村本さんのご遺族と日本国民の皆さまに対して、心からの弔意を表します」と伝えた。

在日タイ大使館が明らかにした。
アピシット首相はこの中で、「村本さんの痛ましい死の原因と状況について、徹底した調査を行っています。外国人の安全確保に徹底して取り組むことを約束します」と述べた。

村本さんの遺体はバンコクの病院で12日午前、死因を調べた後、遺族に引き渡される予定。

政府報道官は11日、記者会見し、「ＵＤＤ(反独裁民主統一戦線/タクシン元首相の支持団体)が違法行為を続ける状況で、制圧は困難だった」と、10日の治安部隊による強制排除の失敗を認めた。